プロセス管理のステータスごとにレコード数を集計する

プロセス管理のステータスごとにレコード数を集計します。ステータスごとに絞り込み条件を設定することで集計し易くなります。

ここではトライアル管理アプリから、ステータス「未処理」「トライアル中」「契約済」「見送り」の4つのステータスのそれぞれのレコード数を別のアプリに集計します。

今回の設定で、必要なkintoneアプリは以下2つのアプリです。

トライアル管理アプリ

プロセスごとのレコード数を集計するアプリ

補足
情報を収集する「集計元アプリ」、収集・計算した情報を格納する「集計先アプリ」ともにデータコレクトに登録する必要があります。
登録方法はkintoneアプリを登録するをご確認ください。

1.レコードを数えたいアプリ側(今回はトライアル管理アプリ)に、ステータスごとの絞り込み条件を設定します。

右図のように、ステータスごとに絞り込み条件を適用します。

絞り込み条件を適用したら、「絞り込み条件をコピー」を押します。

補足
「絞り込み条件をコピー」のボタンが表示されていない場合は、JavaScriptの設定方法を参考にkintoneアプリにJavaScriptを設定してください。

2.データコレクトのトライアル管理アプリに、コピーした絞り込み条件を追加します。

補足
絞り込み条件の設定は必須ではありませんが、設定することで条件に一致する値を簡単にフィールド式に設定できます。

3.「トライアル中」「契約済み」「見送り」についても同様に絞り込み条件を追加するので、上記の1、2の手順をご参照ください。

右図のように、4つの各ステータスの絞り込み条件をデータコレクトに追加します。


4.集計先アプリにフィールド式を設定します。

まずは"未処理"のステータスのレコード数を計算する式を集計先アプリに設定します。

手順2で追加した絞り込み条件「未処理」を選択し、COUNTAを使い、「トライアル管理アプリの、ステータス"未処理"のレコード」の数を集計します。

= COUNTA(トライアル管理!未処理!会社名)

ポイント

COUNTA(値1, [値2, ...])

・値1 - 個数を計算する最初の参照式または数値です。
・値2 - [省略可]個数を数える追加の参照式または数値です。


5.他のステータスについても同様にフィールド式を設定します。

= COUNTA(トライアル管理!トライアル中!会社名)

= COUNTA(トライアル管理!契約済!会社名)

= COUNTA(トライアル管理!見送り!会社名)


6.「DataCollectする」を押すと、フィールド式を設定したフィールドに計算された値が反映されます。

補足
「DataCollectする」のボタンが表示されていない場合は、JavaScriptの設定方法を参考にkintoneアプリにJavaScriptを設定してください。

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