1レコードリストアをする

レコード番号を指定し、1レコードのみリストアする方法です。

ポイント

1レコードリストアのみ、バックアップしているアプリ自体を指定してリストアすることが可能です。また、同じ構造の別アプリにリストアすることも可能です。

補足
リアルタイムバックアップのデータからリストアする場合、バックアップの種類で「リアルタイムバックアップ削除」のデータからのリストアでは、削除したレコードのリストアはできません。
削除レコードをリストアする場合は、リストアしたいレコードを削除する前のバックアップからリストアをしてください。
「計0件のリストアが完了しました」と表示され、リストア出来ません。

1.kBackupにログインし、該当のアプリの『1レコードリストア』をクリックします。


2.リストアするレコード番号を入力し、どのバックアップからリストアを行うか選択します。

補足
削除したレコードをリストアしたい場合、レコード番号は以下のいずれかの方法で確認できます。

  • kintoneアプリから確認する
    kintoneアプリで削除した、存在していないレコード番号を確認します。
  • リアルタイムバックアップから確認する(リアルタイムバックアップを利用している場合)
    30日以内にレコードの追加、編集、削除を実行したレコードのレコード番号が確認できます。
    リアルタイムバックアップの確認方法
  • cybozu.com共通管理内の「監査ログ」から確認する
    確認の手順は以下です。
    1.「cybozu.com共通管理」にアクセスする
    2. 監査ログの「閲覧とダウンロード」をクリックする
    3. 絞り込み条件の「アクション」に「Record delete」と入力して「閲覧」をクリックする
    4.iマークをクリックして、補足欄のrecord id:[●]を確認する。
    監査ログを閲覧する(kintoneヘルプ)

3.リストア先のkintoneアプリURLを入力します。
バックアップを取得している既存のアプリ、同じ構造の別アプリのどちらでもリストア可能です。

4.認証形式を選択します。推奨は「APIトークン」となります。
「パスワード認証(kintoneのユーザー情報)」を利用する場合は「パスワード認証」のラジオボタンをクリックします。
「パスワード認証」を利用する場合、7.へ進んでください。

補足
kintone接続設定で「ユーザー情報」を削除している場合、認証形式は「APIトークン」のみになり、「パスワード認証」の選択肢は表示されません。そのままAPIトークンを登録する手順へ進んでください。


4-1.「APIトークン生成はこちら」をクリックします。


4-2.APIトークンの生成画面で、[生成する]をクリックします。


4-3.APIトークンは「レコード閲覧」「レコード追加」「アプリ管理」のアクセス権が必要です。
APIトークンをコピーして、[保存]→[アプリを更新]まで行います。


5.kBackupの画面に戻り、コピーしたAPIトークンを貼り付けます。

注意
ルックアップ機能を利用している場合は、ルックアップ先のAPIトークンも必要となるため、リストア先アプリからルックアップしているアプリのAPIトークンも取得し、カンマ区切りで入力してください。

6.ユーザー情報の取り扱いについて選択します。
「ユーザー情報をリストア対象から除外」もしくは「ユーザー情報をアップロードしてリストア」から選択します。
ユーザー情報をリストア対象から除外する場合、7.へ進みます。

補足
「ユーザー情報をリストア対象から除外」する場合、「作成者」と「更新者」の情報が「Administrator」に置き換わります。(ユーザー選択、組織選択、グループ選択のフィールドの情報に関しては、「ユーザー情報の取り扱い」の選択に関わらず、選択されたユーザーや組織、グループの情報が入ります。)
※cybozu.comでAdministratorが「停止中」になっている場合は、Administratorを「使用中」に変更してください。

6-1.「ユーザー情報をアップロードしてリストア」を利用する場合、cybozu.com共通管理画面から「ユーザー」のCSVと、「ユーザーの利用サービス」のCSVをダウンロードし、kBackupにアップロードする必要があります。
「ユーザー管理画面」のリンクをクリックします。

補足
「ユーザー管理画面」にはcybozu.com共通管理権限をお持ちの方のみアクセスが可能です。アクセスが出来ない場合、cybozu.com共通管理権限をお持ちの方に以下の「6-2」「6-3」の作業をご依頼いただき、「users.csv」「us.csv」の2つのCSVを受け取ってください。その後手順6-4.へ進みます。


6-2.まず「ユーザー」のCSVファイルを書き出します。
ファイルに書き出す項目は「ユーザー」を選択、
文字コードは「Shift-JIS(日本語)」、区切り文字は「カンマ」を選択します。(デフォルトのままで問題ありません。)

緑色の[書き出す]ボタンをクリックします。


6-3.次に「ユーザーの利用サービス」のCSVファイルを書き出します。
ファイルに書き出す項目は「ユーザーの利用サービス」を選択、文字コードは「Shift-JIS(日本語)」、区切り文字は「カンマ」を選択します。(デフォルトのままで問題ありません。)
緑色の[書き出す]ボタンをクリックします。


6-4.kBackupのページに戻り、「ファイル選択」をクリックし、「users.csv」「us.csv」のファイルをそれぞれアップロードします。


7.「データチェックを行う」をクリックします。

補足
データチェックにおいてエラーが発生した場合、フィールドの修正や、ユーザーの入れ替えなどの処理を行う必要があります。
「リストアチェック」において、エラーが出た場合の対応方法を参照してください。

8.リストアチェックに問題がなければ、[リストアする]を押します。


9.完了しました、という表示を確認し、リストア先のアプリにデータがリストアされていることを確認します。
以上でリストアは完了です。

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