高度なグラフビューを作成する

プロフェッショナルコースで利用可能です

高度なグラフビューは、kintone内に登録されているレコードの値をグラフとして公開できるビューです。複数の種類のグラフを組み合わせたり、2軸の設定を行ったりといった高度な設定が可能です。

注意
プレミアム以下のユーザーでも編集、保存、管理画面からのプレビューが可能です。ただし公開はできません。

補足
最大10,000レコードまでをkintoneから取得し、グラフとして公開することが可能です。

設定方法

1.高度なグラフビューで公開する情報を管理するkintoneアプリを作成します。kViewerでは集計の機能はないので、予めkintone上で集計を行い、グラフにしたい値を入力しておきます。


2.kViewerにログインします。
『ビューの作成』に進みます。


3.高度なグラフビューの[作成]をクリックします。


4.ビューの管理名とkintoneアプリのURLを登録します。
kintoneアプリのURLは、アプリを開いた画面に表示されている
https://(サブドメイン).cybozu.com/k/xxx/の形式のURLです。
その後、”APIトークンはこちらのURLから生成できます。”をクリックします。


5.APIトークンの生成画面で、[生成する]をクリックします。


6.APIトークンは「レコード閲覧」のアクセス権が必要です。
APIトークンをコピーして、[保存]→[アプリを更新]まで行います。


7.kViewerの画面に戻り、コピーしたAPIトークンを貼り付け、[作成]ボタンをクリックします。


8.「データ系列」>「グラフ種類を選択する」から、表示したいグラフの種類を選択し、[適用]を押します。
折れ線グラフと縦棒など、複合グラフを作成したい場合は複数のグラフの種類を選択することが可能です。


9.「データ系列」画面で、X軸/Y軸のデータとして利用するフィールドをそれぞれ設定します。複合グラフを設定したい場合は、Y軸のデータに利用するフィールドをグラフごとに設定します。
X軸、Y軸に対応しているフィールドの種類は、高度なグラフビューでX軸、Y軸に利用できるフィールドの種類を教えてください。より確認してください。


10.「X軸/Y軸」にて、X軸、Y軸のタイトル、表示する値の範囲、目盛の表示形式などを選択します。軸の範囲や目盛などはkViewer側で自動的に設定することも、「指定」をクリックして任意に設定することも可能です。


11.凡例を設定します。
凡例を表示する/しない、項目の並び方向、また表示位置を設定可能です。
指定しない場合、グラフの右上位置に、複合グラフの場合は縦方向に項目が並ぶ形で表示されます。


12.「余白/背景色」を設定します。
グラフの背景色、余白の大きさ、プロットエリアの背景色(グラフが表示されている部分の色)を設定します。
X軸/Y軸の設定も余白に含まれます。左、右、下の余白に0を指定すると軸の表示が隠れますのでご注意ください。


13.「最大レコード表示数」にて、グラフに表示する最大レコード数を設定します。
初期設定は20件に設定されており、レコード数が20より少ない場合は全てのレコードを表示します。


14.プレビューから作成したビューを確認します。


15.その他、設定したい機能があれば設定を行います。
[公開する]ボタンを押し、ビューを公開します。
以上で設定は完了です。


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