一覧帳票を作成する

プレミアムコースで利用可能です

一覧帳票は、kintoneのレコード一覧画面のような見た目で出力したい場合に利用します。
レイアウトしたすべてのフィールドで、同じ行数、同じ行の高さで出力します。
一覧帳票では、1ページに収まりきらないレコード数を出力した場合、同じ背景PDFで2枚目以降も繰り返して出力を行います。

注意
  • テーブル内のデータを出力することはできません。
  • アプリ連携機能を利用することはできません。
  • 特定のフィールドを1行のみ出力するような設定はできません。

設定方法

1.一覧帳票を利用する場合、一括出力機能を利用する必要があります。

kintoneアプリの詳細画面の[kintoneアプリの設定編集]アイコンから、「一括出力を利用する」が選択されている状態にしてください。


2.[一覧帳票設定の登録]ボタンをクリックします。


2.「帳票名」を設定します。

帳票名は、プリントクリエイターの管理画面上、また出力する際にkintoneアプリの出力ボタンに表示される名称になります。


3.「PDFのサイズ」と「PDFの向き」を設定します。

「PDFのサイズ」は、用意したPDFと一致するサイズをプルダウンから選択してください。
「PDFの向き」も、「縦」「横」から選択します。

補足
PDFのサイズは、1mm単位で任意のサイズを指定することもできます。
「PDFのサイズ」から"その他のサイズ"を選択して、横幅と縦幅を設定してください。

4.「PDFファイルの利用方法」を設定します。

出力時に背景PDFのレイアウト(デザイン)も反映させる場合は、"登録したPDFにレイアウトを反映する(推奨)"を選択します。

出力時に背景PDFのレイアウト(デザイン)は反映させずにkintoneフィールドの値のみを出力する場合は、"白紙のPDFにレイアウトを反映する(登録したPDFはレイアウト編集の背景にのみ表示されます)"を選択します。
印刷用紙に、既にレイアウトが反映されている場合などに利用します。


5.背景PDFを設定します。

[+ファイル選択]ボタンから、レイアウトの背景となる背景PDFを登録します。
登録されると、ボタン横にファイル名が表示されます。

帳票に検索タグを設定する場合は、検索タグを設定するをご確認ください。

[登録]ボタンをクリックします。

注意
PDF形式のファイルのみ登録可能です。
 他のファイル形式の場合は、PDF形式に変更してから登録してください。
背景PDFとして設定できるファイルサイズの上限は10MBです。

6.帳票レイアウトの編集を行います。

一覧帳票では、すべてのフィールドに一覧帳票の設定が適用されます。
「1ページ内の行数」と「行の高さ」はレイアウトするすべてのフィールドで数値が同一になります。

レイアウトの編集方法は、基本的な帳票レイアウトの方法をご確認ください。

  • ①1ページ内の行数:1ページ内に表示する行数です。
  • ②左からの位置:帳票の左端から、フィールドの左端までの幅です。
  • ③上からの位置:帳票の上端から、フィールドの上端までの高さです。
  • ④行の高さ:1行目のフィールド上部の辺から、2行目のフィールド上部の辺までの高さです。
  • ⑤横幅:フィールドを表示する範囲の幅です。
  • ⑥縦幅:フィールドを表示する範囲の高さです。
ポイント

各フィールドの行間の距離は「④行の高さ」で指定します。
背景PDFの罫線に太さがほとんどない場合は、「④行の高さ」と「⑥縦幅」の数値はほぼ同一の数値になります。


7.[プレビュー]をして出力内容を確認します。

「1ページ内の行数」に設定した数以上のレコード数がある場合は、自動的に2ページ目以降に繰り越されます。

最大500レコード分の出力が可能です。


8.プレビューに問題がないことを確認します。
※『kintoneアプリの詳細』に進み、「新しいJavaScriptをkintoneに登録してください。」というオレンジ色の吹き出しが表示されている場合、JavaScriptを入れ替える必要があります。
入れ替え方法は、JavaScriptの設定方法 をご確認ください。

以上で設定は完了です。

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