数値計算フィールドで使える演算子/関数

数値計算フィールドで使える演算子や関数を紹介します。

注意
以下で紹介している演算子や関数は、数値のみに使用が可能です。
文字列には使用できませんのでご注意ください。
また、計算結果は数値のみが表示可能となり、文字列を表示することはできかねます。

演算子について

項番演算子説明 例(number1=5,number2=3,number3=7)出力例
1+足し算number1+number28
2-引き算number1-number22
3*掛け算number1*number215
4/割り算number1/number21.6666666666666667
5%割ったときの余りnumber1%number22
6^べき算number1^number2125
7==等しいif(number1==5,number2,number3)3
8!=等しくないif(number1!=5,number2,number3)7
9>=以上if(number1>=5,number2,number3)3
10<=以下if(number1<=5,number2,number3)3
11>より大きいif(number1>5,number2,number3)7
12<より小さいif(number1<5,number2,number3)7
13andかつif(number1>3 and number1<7,number2,number3)3
14orまたはif(number1<3 or number1>7,number2,number3)7

関数について


項番



関数ㅤㅤㅤㅤ


説明

例(number1=5.5,number2=4,number3=-7)出力例
1floor小数点以下切り捨てfloor(number1)5
2round四捨五入round(number1)6
3ceil切り上げceil(number1)6
4trunc丸めtrunc(number1)5
5max最大値
入力は任意の個数にできる
max(number1,number2)5.5
6min最小値
入力は任意の個数にできる
min(number1,number2)4
7if条件分岐
if(c, a, b)の条件式cが真ならa、偽ならb
条件式に使う演算子は上述の通り
if(number1==5,number2,number3)-7
8
random ㅤ ㅤㅤ
ランダムな数random(number1)ㅤ4.0111751912882045
(出力は変動します)
9abs絶対値abs(number3)7
10sqrt平方根sqrt(number2)2
11log自然対数log(number1)1.7047480922384253
12log10常用対数log10(number1)0.7403626894942439
13countテーブルの行数
(テーブルの集計専用)
count(subtable1)-
14sumテーブル内のカラムの合計
(テーブルの集計専用)
sum(subtable1.number1)-
15avgテーブル内のカラムの平均
(テーブルの集計専用)
avg(subtable1.number1)-
16maxテーブル内のカラムの最大
(テーブルの集計専用)
max(subtable1.number1)-
17minテーブル内のカラムの最小
(テーブルの集計専用)
min(subtable1.number1)-
補足
項番1〜6については、【追記あり】小数点の切り捨てや平均値の算出など、数値計算の活用方法!にて紹介しております。
ポイント
  • 関数、並びに演算子は英語小文字で表記してください。大文字ではエラーとなります。
  • 計算式のどこかでフィールドコードを使用する必要があります
    ☓ 動作しない例:random(10)
    ○ 動作する例:random(10)+number1*0
  • 計算式に利用するフィールドのフィールドコードは、2文字以上の英字から始まる英数字及び_で設定する必要があります。
  • テーブル内の数値計算フィールドでは、テーブルの外のフィールドを計算式に利用することはできません

参考

【追記あり】小数点の切り捨てや平均値の算出など、数値計算の活用方法!(kintoneapp BLOG)

数値計算はどのように設定しますか?(ヘルプサイト)

演算子と関数の一覧(kintoneヘルプ)

 

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