別レコードの値を引用する

レコードの値を引用します。
ここでは、社員マスタアプリに登録された社員情報を、日報アプリに引用します。

今回の設定で、必要なkintoneアプリは以下2つのアプリです。

社員マスタアプリ(集計元アプリ)
日報アプリ(集計先アプリ)

社員マスタ_アプリテンプレート
社員マスタ_サンプルデータ
日報_アプリテンプレート

補足
情報を収集する「集計元アプリ」、収集・計算した情報を格納する「集計先アプリ」ともにDataCollectに登録する必要があります。
登録方法はkintoneアプリを登録するをご確認ください。

1.日報アプリ(集計先アプリ)の「フィールド式」をクリックします。


2.引用した値を登録したいフィールドにフィールド式を設定します。

今回は「部署」フィールドに引用します。


3.今回はXLOOKUPを利用し、社員マスタアプリ(集計元アプリ)の「所属」フィールドを引用する式を立てます。

①日報アプリ(集計先アプリ)の「社員番号」と
②社員マスタアプリ(集計元アプリ)の社員番号が一致するレコードの、
③「所属」フィールドの値を引用する
という式を設定します。

= XLOOKUP(社員番号,社員マスタ!社員番号,社員マスタ!所属)

ポイント(XLOOKUP関数

XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 返却範囲, [見つからない場合の値])
【今回のケース:XLOOKUP(集計先アプリのフィールドコード, 集計元アプリ!フィールドコード, 集計元アプリ!フィールドコード)

  • 検索値 - 検索に使う値
  • 検索範囲 - 検索したいフィールド
  • 返却範囲 - 検索値とマッチしたときに返したいフィールド
  • 見つからない場合の値 - [省略可]検索値とどれもマッチしないときに返す値

4.「レコード更新」を押すと、フィールド式を設定したフィールドに計算結果が反映されます。

部署として「営業」が引用されました。

補足
「レコード更新」のボタンが表示されていない場合は、JavaScriptの設定方法を参考にkintoneアプリにJavaScriptを設定してください。

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