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フォームブリッジとデータコレクトを利用して、メールマガジンの配信停止管理を自動で行います。
メルマガ配信リストアプリと配信停止アプリでメールアドレスが一致しているレコードに対して、「配信拒否」フラグをデータコレクトで立てる設定を紹介します。
※なお、全く同一アプリを、資料お渡しページのテンプレートを展開することで再現可能です。
アプリテンプレートからアプリの作成方法は、テンプレートファイルからアプリを作成するをご覧ください。
今回の設定で、必要なkintoneアプリは以下2つのアプリです。
1.フォームブリッジで、配信停止の申し込みを行うフォームを作成します。
フォームは、「配信停止アプリ」から作成します。
フォームの作成方法は、はじめから作成をご確認ください。
2.データコレクトで、集計先アプリにフィールド式を設定します。
今回はIFとCOUNTIFを使います。
①配信停止アプリの「メールアドレス」から
②メルマガ配信リストアプリの「メールアドレス」と一致する項目を検索し(COUNTIF)
③同一メールアドレスのレコード数が0より大きい場合に”配信拒否”、そうでない場合”許可”を返す(IF)
という式を設定します。
=IF(COUNTIF(配信停止!メールアドレス,mail)>0,"配信拒否","許可")
IF(論理式, TRUE値, [FALSE値])
・論理式 - 論理値(TRUEかFALSE)を表す値です。
・TRUE値 - 論理式がTRUEの時に返される値です。
・FALSE値 - [省略可]論理式がFALSEの時に返される値です。指定しない場合はFALSEです。
COUNTIF(範囲, 検索条件)
・範囲 - 検索条件と比較して検証する範囲です。
・検索条件 - 数値や文字列で指定します。
3-1.メルマガ配信リストアプリに自動更新の設定を追加します。
今回は配信停止アプリのレコード追加のタイミングで、「メルマガ配信リストアプリ」のメールアドレスが一致しているレコードが更新されるよう設定を行います。
設定を入力したら保存をクリックします。
3-2.Webhookをコピーし、kintoneの入力元アプリ(今回の場合は配信停止アプリ)に設定します。
「通知を送信する条件」は、3-1で自動更新の設定を追加した時と同じものにチェックを入れます。
保存すると、指定したタイミングで自動でデータが更新されるようになります。
以上で設定は完了です。