公開期間に応じて公開フラグを自動で変更する

"今日"を軸に、フィールドの値と比較して公開期間に応じて公開フラグを自動で変更します。

例えば本日が「2023年9月1日」である場合、以下のレコードの公開フラグを非公開に変更することができます。
「公開開始日:2023年1月1日」且つ「公開終了日:2023年8月31日」
今回の設定で、必要なkintoneアプリは以下1つのアプリです。

資料管理アプリ
補足
収集・計算した情報を格納する「集計先アプリ」はデータコレクトに登録する必要があります。
登録方法はkintoneアプリを登録するをご確認ください。

1.kintoneアプリにフィールド式を設定します。

今回はIFとANDとTODAYを使います。
①公開開始日が今日(TODAY)以上、且つ公開終了日が今日(TODAY)以下である場合に(AND)
②”公開”、そうでない場合”非公開”を返す(IF)
という式を設定します。

=IF(AND(TODAY() >= 公開開始日, TODAY() <= 公開終了日), "公開", "非公開")

ポイント

IF(論理式, TRUE値, [FALSE値])

・論理式 - 論理値(TRUEかFALSE)を表す値です。
・TRUE値 - 論理式がTRUEの時に返される値です。
・FALSE値 - [省略可]論理式がFALSEの時に返される値です。指定しない場合はFALSEです。

AND(論理式1, [論理式2, ...])

論理式1 - 論理値(TRUEかFALSE)を表す値です。
論理式2 - [省略可]論理値(TRUEかFALSE)を表す追加の値です。

TODAY()

今日の日付を「(西暦年)-(月)-(日)」という形式の文字列で返します。


2.「DataCollectする」を押すと、設定したフィールドに計算された値が反映されます。

補足
「DataCollectする」のボタンが表示されていない場合は、JavaScriptの設定方法を参考にkintoneアプリにJavaScriptを設定してください。

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