電子契約について、依頼先に入力してほしい署名事項の設定方法をご案内しています。
- 署名事項は必須項目ではありません。紙の書類において、判子を押す作業に代わる機能としてお考えください。署名事項の設定を行わない場合でも電子契約の送信が可能です。
- 「文字」「押印」の2種類を、合計10件まで設定できます。
- 電子印や電子署名を挿入するようなことは出来かねます。
- 複数人の署名を依頼する場合、並びに「電子契約の送信内容を設定する」の設定において、「高度な設定」から「合意締結時ではなく送信時に依頼元の署名を行う」にチェックを入れている場合は、依頼先が入力できる署名事項が1人1つまでになります。
設定方法
１．PrintCreatorの管理画面上、電子契約を設定している書類の「電子契約」＞「署名事項の追加」をクリックします。
２．上部の「ページ一覧」をクリックし、署名や押印を依頼したいページをクリックします。
「ページ一覧」隣の「＜ ＞」ボタンでもページを切り替えできます。
文字を入力してほしい場合
３．上部の「文字」をクリックし、入力してほしい位置に入力枠を設定します。
４．「署名の項目」にて、入力してほしい内容を入力します。
５．複数人に署名を依頼する場合は、人数分の枠を作成し、「署名者」欄で何人目の署名を配置するか選択します。右上の「フィールド情報のプレビュー」で選択しているkintoneのデータが選択肢にプレビューとして表示されます。
６．「マイナンバーカード情報を引用」にて、引用したい項目を選択することで、マイナンバーカードで本人確認した情報(氏名、もしくは住所)を署名事項として引用できます。
この設定を行う場合、マイナンバーカードで認証した情報が引用され、依頼先の方が編集することはできません。
※マイナンバーカードで本人確認の機能は無料お試し環境、プロフェッショナルコースにてご利用可能です。
７．「kintoneにも保存」でフィールドを設定すると、署名として入力された情報をkintoneにも保存できます。
８．左側メニュー下部の「書式」「段落」で、文字のサイズや、入力位置を設定できます。
押印を設定しない場合は、［保存］をクリックします。以上で設定は完了です。
押印をしてほしい場合
９．上部の「押印」をクリックし、入力してほしい位置に入力枠を設定します。
１０．複数人に署名を依頼する場合は、人数分の枠を作成し、「署名者」欄で何人目の押印を配置するか選択します。右上の「フィールド情報のプレビュー」で選択しているkintoneのデータが選択肢にプレビューとして表示されます。
１１．「マイナンバーカード情報を引用」にて、引用したい項目を選択することで、マイナンバーカードで本人確認した氏名の情報を署名事項として引用できます。
この設定を行う場合、マイナンバーカードで認証した情報が引用され、依頼先の方が編集することはできません。
※マイナンバーカードで本人確認の機能は無料お試し環境、プロフェッショナルコースにてご利用可能です。
- 「マイナンバーカード情報を引用」をご利用されたい場合は、予め追加認証の設定を行う必要がございます。電子契約の送信内容を設定する（追加認証）をご確認ください。
- マイナンバーカード情報を引用する場合、氏名がそのまま引用されます。苗字のみのような指定は出来かねますのでご了承ください。
１２．「kintoneにも保存」でフィールドを設定すると、入力されたテキスト情報をkintoneにも保存できます。
- 文字列(1行)
- 文字列(複数)
- リッチエディター
１３．［保存］をクリックします。
以上で設定は完了です。
