Aアプリにレコードが追加されたことをトリガーにBアプリのレコードを更新

トライアル申込管理アプリにレコードが追加されたことをトリガーに、顧客管理アプリのトライアルステータスを更新します。

今回の設定で、必要なkintoneアプリは以下2つのアプリです。

トライアル申込管理アプリ
顧客管理アプリ
補足
情報を収集する「集計元アプリ」、収集・計算した情報を格納する「集計先アプリ」ともにデータコレクトに登録する必要があります。
登録方法はkintoneアプリを登録するをご確認ください。

1.集計先アプリにフィールド式を設定します。

今回はIFとCOUNTIFを使います。
①トライアル申込管理アプリの「会社名」から
②顧客管理アプリの「会社名」と一致する項目を検索し(COUNTIF)
③同一会社名のレコード数が0より大きい場合に”あり”、そうでない場合”なし”を返す(IF)
という式を設定します。

= IF(COUNTIF(トライアル申込管理!会社名,会社名)>0,"あり","なし")

ポイント

IF(論理式, TRUE値, [FALSE値])

・論理式 - 論理値(TRUEかFALSE)を表す値です。
・TRUE値 - 論理式がTRUEの時に返される値です。
・FALSE値 - [省略可]論理式がFALSEの時に返される値です。指定しない場合はFALSEです。

COUNTIF(範囲, 検索条件)

・範囲 - 検索条件と比較して検証する範囲です。
・検索条件 - 数値や文字列で指定します。


2.フィールド式を設定したアプリに自動更新の設定をします。

今回はトライアル申込管理アプリのレコード追加のタイミングで、会社名が一致したレコードが更新されるよう設定を行います。


3.Webhookをコピーし、kintoneの入力元アプリ(今回の場合はトライアル申込管理アプリ)に設定します。

「通知を送信する条件」は、手順2で自動更新の設定を追加した時と同じものにチェックを入れます。


4.レコードが追加されると、自動的にフィールドの値が更新されます。

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